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💊 処方薬(予防)ガイド

🏥 頭痛を予防するための処方薬とは?

頭痛の頻度が多い場合や、日常生活に支障が出る場合には、頭痛を未然に防ぐための予防薬 を使用します。

🚨 重要ポイント!

  • 予防薬は「頭痛が起こる前」に使用する薬
  • 片頭痛・群発頭痛の両方に予防薬があるが、適切な薬を医師と相談して決める
  • 自己判断で中止せず、医師の指示に従うことが重要
  • 詳細な情報はPMDAの添付文書を参照 👉 PMDA添付文書検索

片頭痛の予防薬

薬の種類 代表的な薬 作用 禁忌・注意
β遮断薬 インデラル(プロプラノロール) 交感神経を抑えて血管の拡張を防ぐ 気管支喘息のある人はNG
抗てんかん薬 デパケン(バルプロ酸) 神経の興奮を抑える 妊婦は使用不可
Ca拮抗薬 ミグシス(ロメリジン) 血管の収縮を抑える 妊婦は使用不可、低血圧の人は注意
抗うつ薬 アミトリプチリン 痛みの閾値を上げる 眠気・口渇に注意

🚨 片頭痛予防のポイント

  • 効果が出るまで数週間かかることがある
  • 継続的に服用することが重要(中断すると効果が薄れる)
  • 詳しい用法・用量はPMDAの添付文書を確認 👉 PMDA添付文書検索

群発頭痛の予防薬

薬の種類 代表的な薬 作用 禁忌・注意
Ca拮抗薬 ワソラン(ベラパミル) 群発頭痛の発作頻度を減らす 低血圧の人は注意
コルチコステロイド プレドニゾロン 発作を抑えるために短期間使用 長期使用不可
抗てんかん薬 トピラマート 神経の興奮を抑える 妊婦は使用不可
リチウム リーマス 群発頭痛の周期性を抑える 腎機能障害のある人はNG

🚨 群発頭痛予防のポイント

  • 特に「群発期」に予防薬を使用し、発作の頻度を減らす
  • 心血管系の副作用に注意しながら使用する
  • 詳細な使用方法はPMDAの添付文書を参照 👉 PMDA添付文書検索

🚨 注意!

👉 予防薬は即効性がないため、効果を確認するには数週間の継続が必要

👉 副作用がある場合は、すぐに医師や薬剤師に相談しましょう!特に、めまい、動悸、息切れ、異常な倦怠感がある場合は直ちに受診を!


📌 参考文献

  • 日本頭痛学会「慢性頭痛の診療ガイドライン2021」
  • ICHD-3(国際頭痛分類)
  • PMDA 添付文書 👉 PMDA添付文書検索

👉 処方薬(発作時)はこちら


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